課題1.正確な音を再生するため、不要な振動の抑制 |
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まずは聴取者に最初に届く直接音をできる限りクリアにしておくため、スピーカの振動が車に伝わり発生する不要な響きを、当社ホーム用タイムドメイン(TD)スピーカのノウハウを応用して抑制。スピーカと車の間に特殊な緩衝材を使用し、スピーカが車に直接触れないフローティング構造をメインスピーカに採用。また、中〜低音を再生するドライバユニットには強固な足場となるグランドアンカ(図3参照)を設置し、原音を忠実に再生。 |
課題2.前後左右の窓ガラスの強い反射音など、不要な反射音の除去 |
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デジタル信号処理(DSP:Digital Signal Processor)で窓からの反射音と逆位相の音を生成、シートに搭載したスピーカから出すことで、狭さを感じさせる不要な反射音を除去(図4参照)。 |
課題3.リスニングルームの自然な響きを再現するため、シートや天井などに吸収される残響音の付加 |
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デジタル信号処理でシート、車の前・後部、天井に設置されたスピーカから、空間情報(広い部屋の壁からの反射音に相当する音)を再生。 |
課題4.最適な位置へのスピーカの設置 |
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従来の車内音響システムで不足しがちだった上方・後方からの音響効果を出すためシートと天井にもスピーカを設置。そのために、衝突時の安全性、取り付け性を考慮したシート用スピーカと、わずか8.5mmの厚みで高品位な音を再生する天井用の、超薄型高音質・高性能スピーカTPDS(Ten
Planar Dynamic Speaker)を開発。 |