準決勝 | ||||
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富士通テン | 1 | 15-21 | 2 | 群馬銀行 |
24-22 | ||||
19-21 |
準々決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-16 | 0 | 山梨中央銀行 |
21-16 | ||||
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12月7、8日、千葉県・千葉公園体育館にて第28回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会が開催されました。 大会初日のブロック戦の相手はサンデン(群馬)と山梨中央銀行(山梨)。山梨中央銀行戦では1セット目はデュースに持ち込まれ、2セット目も点差を詰められるもそれぞれ24-22、21-17とストレートで下し、予選ブロックを1位で通過しました。
2日目の決勝トーナメント第1戦目の相手は、予選ブロックでも戦った山梨中央銀行。1セット目は相手に先取されるもすかさず点数を返し、10-7で相手のタイムアウト。中盤では流れに乗り清水選手を中心に得点を重ねて14-9と5点差まで引き離します。後半、17-15と差を縮められると竹口監督がタイムアウトを取り、流れを断ち切ります。長いラリーを制した後は再び勢いを取り戻し、最後は狩野選手が決めて21-16で第1セットをものにしました。続く第2セットも後半まで一進一退の攻防が続き16-16まで点差が縮まりません。そこから抜けだしたのは富士通テン、ブロックアウトを狙った山本選手のスパイクで1点を決めるとそのまま流れに乗って21-16とし、2-0で準決勝にコマを進めます。
準決勝の相手は群馬銀行(群馬)。先に点を取ったのは群馬銀行、的を絞らせない攻撃で終始リードを奪われます。負けじと富士通テンもレシーブでつなぎ、長いラリーが続くもなかなか上手く攻撃につなぐことができず9-13と差を広げられます。その後も波に乗った群馬銀行に追いつくことができず、第1セットを15-21で落としてしまいます。
後がない第2セットも群馬銀行が先取。序盤は第1セット同様、相手にリードを許しますが、松元選手、安福選手のスパイクが決まり7-7と同点に追いつきます。その後、互いによく拾い一点を争う長いラリーが続き、デュースに持ち込みます。手に汗を握る客席に見守られながら、最後は山本選手が決めて24-22で第2セットを死守しました。
お互いに落としたくない第3セットは、立ち上がりは富士通テンが先取。しかし、巧みなトスさばきにブロックが対応しきれず、逆転を許してしまいます。その後もラリーは続くものの、なかなかボールが定まらず、決定打を打つことができずに7-11でコートチェンジ。メンバーチェンジやタイムアウトなどで流れを変え1点差まで詰めるも最後は群馬銀行の攻めの勢いに勝ち切れず、19-21で決勝進出はなりませんでした。
決勝はパナソニックエナジー(大阪)と群馬銀行の一戦となりました。勢いのある群馬銀行が第1セットを取り、優勝が期待されましたがさすがは試合巧者。デュースに持ち込んだ第2セットをものにすると、続く第3セットでも粘り強く流れを引き寄せ、2-1でパナソニックエナジーが勝利し、本大会4年連続の優勝を勝ち取りました。
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