プレスリリースプレスリリース|Press Release

「次世代プレミアムサウンドシステム」が、トヨタ新型「クラウン」に採用
~ホームオーディオ技術を応用し、臨場感あふれる音響空間を実現~

2018年7月5日
株式会社デンソーテン

次世代プレミアムサウンドシステム

 株式会社デンソーテン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:岩田 悟志)は、当社「次世代プレミアムサウンドシステム」がトヨタ自動車株式会社の新型「クラウン」(2018年6月26日発売)の「トヨタプレミアムサウンドシステム」として採用されましたのでお知らせします。※1
 本システムは「原音に対して正確な音の再生+立体空間再生」をコンセプトに開発した、16個のスピーカーと12chオーディオアンプから成るシステムです。信号処理技術やスピーカー自体の材質・形状の設計など、ソフトとハードの両面で、ホームオーディオ事業で培ったノウハウを応用しています。上質なホームオーディオで聴いているような明瞭度の高い音質が評価され、採用いただきました。



「次世代プレミアムサウンドシステム」の特長

1.元の音源をより正確に再現

車室内で発生するガラスの不要反射音やドアの不要振動音などによる音の乱れを、信号処理で制御・補正し、元の音源をより正確に再現します。

2.立体空間再生

車室内に最適レイアウトされた16個のスピーカーにより、実際の演奏会場にいるかのようなリアルな音響空間を演出します。



システム概要

<信号処理プロセス>


車室内の音の乱れを抑制する信号処理をアンプ部で行い、元の音源をより正確に再現

<音の補正イメージ>


音の乱れを整え、拡がり感や明瞭感のある音響空間を演出

<スピーカー搭載位置>

 当社は1955年にトヨタ初代「クラウン」用オートラジオの納入で自動車産業に参入して以来、長年培ってきた車載音響技術で、快適な車室空間づくりに取り組み続けてきました。自動車の静粛性が高まることで、ますます車室内は音楽を楽しむのに適した環境になっていくと予想されます。また、今後の自動運転時代を見据えると、エンターテインメントとしての音(音楽)だけでなく、乗員に様々な情報を伝えるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)※2としての音の役割も高まっていくと考えます。当社は、双方の領域において、今後もさらなる技術開発に取り組み、「安心・安全」で「快適」なモビリティ社会の実現に貢献します。

注釈
※1 新型クラウンについては、「トヨタプレミアムサウンドシステム」だけでなく、10個のスピーカーと8chオーディオアンプで構成される「クラウン・スーパーライブサウンドシステム」にも、当社オーディオシステムをご採用いただいています。
※2 人と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置。

<車両写真>

※車両写真は、本リリース用に当社がトヨタ自動車株式会社より利用許諾を得たものです。転載、転用を一切禁じます。

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
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【報道関係お問い合わせ先】
(株)デンソーテン コーポレートコミュニケーション室
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