2013年3月28日
富士通テン株式会社
カーナビゲーションブランド「
本ビジョンは富士通グループの環境ビジョンである「Green Policy 2020」に軸をおき、1.お客様・社会への貢献、2.自らの変革、3.生物多様性へのコミットに3つの目標を定めています。
自らの環境負荷削減の目標として、2022年までのCO2ピークアウトと2050年のCO2半減を目指すほか、自動車に携わる企業として「人と車と環境のよりよい関係づくり」をミッションとして定め、HV・EV制御ECU(*1)の開発などの環境貢献製品の開発によりグリーンモビリティーへの貢献を推進してまいります。
2008年7月の洞爺湖サミットにおいて2050年までの世界全体の温室効果ガス排出量の半減について目標が共有され、富士通グループにおいて同月に中期環境ビジョン「Green Policy 2020」が策定されました。この目標にコミットを行う一方、自動車産業において当社が貢献できる使命を明確にするため、独自ビジネス領域に配慮した環境ビジョンの検討を進めてきました。今年度、事業ビジョン2022の策定と同期し、環境ビジョンを策定いたしました。
数値目標 | ・自らの温室効果ガス排出量を2011年度比で50%以上削減します |
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定性目標 | ・環境貢献製品(*2)と省エネ製品の開発による社会の温室効果ガス排出量半減への貢献 ・生物多様性保全への貢献 ・資源循環型社会への貢献 ・社会が直面する重要環境課題に果敢に挑戦 |
数値目標 | ・グローバルでの温室効果ガス排出量をピークアウトし、国内の排出量を2011年度比で20%削減します |
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定性目標 | ・環境貢献製品の開発を推進 ・全製品群でLCA(*3)に基づく環境配慮設計を推進し自社の製品の環境負荷を削減 ・Scope3(*4)に基づく温室効果ガスの影響範囲を把握し、バリューチェーンを含めた温暖化対策目標を設定 ・事業活動に伴う生物多様性保全の影響を評価し、改善計画を作成 ・資源循環に関する取り組みを推進 |
*1 ECU(Electoronic Control Unit:電子制御装置)
*2 環境貢献製品
その製品を使用することで、他の製品・システムにおける環境負荷の削減に貢献できる製品。当社の場合はHV制御ECUやEV制御ECUのほか、エンジン制御ECUなど自動車の省エネ・クリーンエネルギーに寄与する製品をいう。
*3 LCA(Life Cycle Assessment)
原材料の採取から各製品の製造・流通・使用・廃棄に至るまで、全てのライフサイクルの各段階における環境負荷を定量的に評価する手法のこと。
*4 Scope3
WBCSD (World Business Council for Sustainable Development:持続可能な開発のための世界経済人会議)が提唱した新たな温暖化対策の把握・評価の枠組み。自社だけでなくバリューチェーンを通じた上流・下流での自社の温暖化寄与分を明確にし、これを新たな把握・公開・削減の対象とする。
当社の地球環境保全活動の詳細につきましてはこちらをご覧ください
地球環境への貢献:http://www.fujitsu-ten.co.jp/company/jigyou/environment/
環境保全活動: http://www.fujitsu-ten.co.jp/ecology/
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