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デジタル無線タクシー配車システム「Type-A」「Type-S」2010年モデル発売
~業界初(*1)複数事業者で基地局無線機とサーバを共用、設備投資を低減~

車 載 機 器

車 載 機 器

富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:勝丸 桂二郎 資本金:53億円)は、デジタル無線タクシー配車システム「Type-A」(大規模・中規模事業者向け)「Type-S」(小規模事業者向け)の2010年モデルを2010年4月1日より発売します。

Type-Aは、業界で初めて複数のタクシー事業者で基地局無線機とセンターサーバの共用を可能にした他、「IVR配車受付システム(*2)」の機能強化と「簡易IVR配車受付システム」を新たにオプション設定するなど、設備投資と運用コストを低く抑えながらタクシー利用客へのサービスを高める商品です。

市場背景・企画意図

タクシー無線は、2016年にデジタル無線に完全移行される予定です。デジタル化によりデータ伝送が高速化し、スピーディーな配車が可能となります。しかし現在、全国の無線を搭載したタクシーの約2/3が未だデジタル化されておらず、景気不透明な折、設備投資を抑えたいタクシー事業者からは、より低コストなデジタル無線システムへの期待が寄せられています。
当社は2003年8月に世界初のデジタル無線を使ったタクシー配車システムを発売。これまでに全国のタクシー事業者様ヘ249 システムを納入。移動局も27,000台を超え、業界トップシェアを獲得しています。(2010年3月18日現在、当社調べ)
今回は、これまで培ってきたノウハウを生かし、事業者のコスト面での一層の負担軽減とサービス向上の両立を目指して商品化しました。

新商品の主な特長

基地局無線機とセンターサーバの共用 (Type-Aオプション設定) 業界初!

他社に先駆け、基地局無線機とセンターサーバを複数のタクシー事業者で共同利用します。
無線周波数利用の効率化と事業者1社当たりの設備導入コストを低減します。

基地局無線機とセンターサーバ共用のイメージ

基地局無線機とセンターサーバ共用のイメージ

IVR受付機能の拡大、簡易IVR受付システム (Type-Aオプション設定)

従来のシステムに、病院やホテルなどに設置された専用電話からも依頼できる機能や、一度登録した依頼をIVR受付システムで台数追加、変更、取り消しする機能などを追加しました。
また、受付時に自動的にお客様の名前を読み上げる合成音声を省略するなどした簡易版を設定しました。

IVR受付の流れ

IVR受付の流れ

稼働時間管理機能 (「Type-A」「Type-S」)

乗務員が設定時間以上の稼動になると、帰庫を促すメッセージを自動送信。乗務員の安全面をサポートし、運行管理業務の効率化を支援します。

(*1)2010年3月現在当社調べ
(*2)IVR配車受付システム:(Interactive Voice Response:音声自動応答)電話の配車受付を合成音声で自動応答するシステム

報道関係お問い合わせ先
広報室 広報チーム
TEL:078-682-2170E-mail:pr@ten.fujitsu.com
お客様お問い合わせ先
情報通信営業部
TEL:078-682-2057E-mail:c-system@tm.ten.fujitsu.com

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。