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社長年頭所感

代表取締役社長 勝丸 桂二郎

代表取締役社長
勝丸 桂二郎

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

当社は、ここ数年順調に業容を拡大し、2008年度中間決算においても過去最高の売上・利益を計上するなど堅調に推移してきました。

しかし、ここ数カ月の間に起こった経済情勢の激変に伴い、市場が大幅に縮小するという大変な事態に直面しています。成長を続けてきた新興国・資源国も状況が急速に悪化してきました。

世界は大恐慌以来最大の危機を迎えたと言われていますが、当社も過去に経験したことのない厳しい局面に立たされていると認識しています。

2009年は厳しいが、将来必ず回復

今、市場は縮小方向となっています。しかし、環境・安全・安心への要求はますます高まり、また、自動車の利便性を必要とする地域は多く存在することから、再び、市場が伸びる機会はあると考えます。

今は、そのような機会を逃さぬよう、環境変化に素早く対応できる体質への改善、将来の飛躍に向けた取り組みの両方に、スピーディーに対応していく時だと考えています。

体質の改善に向けて

仕事の仕方変革

  • 開発/生産/事業の効率化推進
  • 画期的な原価低減

受注/売上拡大(成長分野の徹底強化)

  • センシング技術とITの融合・進化でトータルソリューション強化

品質確保

  • 自分の工程(仕事)を自分で保証する自工程完結活動の徹底

将来の飛躍に向けて

経済的で安全・安心、かつ環境に優しい車造りに貢献できるよう、技術開発やシステム開発、ビジネスモデルの構築に取り組んでいきます。それには、エレクトロニクス・IT・通信に関する高度な技術が欠かせません。当社は、これらの強みを有するポジションに位置しています。この強みを活かし、厳しい変化の時、また、回復期に向けての対応をしっかりしてゆきたいと思います。

改革のチャンス

環境が悪い時こそ改革(仕事の優先順位・仕方・仕組みの見直し)のチャンスと捉え、2009年も将来の成長を見据えた様々な改革に積極的に取り組んでまいります。

より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

以上

報道関係お問い合わせ先
広報室 広報チーム
TEL:078-682-2170E-mail:pr@ten.fujitsu.com

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