富士通テン(株)(本社:神戸市 社長:勝丸 桂二郎 資本金:53億円)は、国内全グループ会社を登録組織とする環境マネジメントシステム(EMS)(*1)を構築し、3月12日付で同システムに関する国際標準規格「ISO14001」の統合認証を取得いたしました。これは、販売会社など非生産拠点が新たに一括して認証を取得したことによるものです。
今回、統合認証を取得したのは、グループ全体で方針・情報・計画を共有することにより、トップダウンおよびコンプライアンス機能の強化を図り、より効率的で実効性の高い環境保全活動を推進するためです。
具体的には、製品のライフサイクルにわたる環境負荷を定量評価するLCA(*2)データの収集、国内非生産拠点におけるクリーン作戦の実施などに取り組む予定です。
従来、富士通テングループでは、海外を含む全生産拠点が「ISO14001」の認証を個別に取得し、各拠点が自主的に環境保全活動に取り組んでまいりました。今後は、海外非生産拠点におけるEMSの構築など、グループが一体となって取り組む活動を強化し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【富士通テングループ(国内)統合認証の内容】 |
適用規格 |
ISO14001:2004 |
審査機関 |
株式会社 日本環境認証機構(JACO) |
登録番号 |
EC97J1036 |
登録年月日 |
2007年3月12日(月) |
登録組織 |
富士通テングループ(国内10拠点) |
◆既に認証を取得している生産3拠点
本社工場(神戸市)(*3)、中津川工場、(株)栃木富士通テン
◆新たに認証を取得した非生産7拠点
トヨタ営業部、神戸物流センター、豊田物流センター、中津川テクノセンター、
富士通テン東日本(株)、富士通テン中部(株)、富士通テン西日本(株) |
登録範囲 |
インフォテインメント(*4)機器(オーディオ・ナビゲーション機器、移動通信機器)、
自動車用電子機器の開発・設計・製造・販売
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(*1)EMS:Environmental Management System(環境マネジメントシステム)
(*2)LCA:Life Cycle Assessment(ライフサイクルアセスメント)
製品の原料調達から製造・使用・廃棄に至るまでのライフサイクル全体における
環境負荷を定量的に評価する手法
(*3)同居5社(富士通テンアクティ、富士通テンリサーチ、富士通テン情報システム、
富士通テンスタッフ、富士通テンテクノロジ)を含む
(*4)インフォメーションとエンターテインメントを組み合わせた造語
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