2005年9月13日
富士通テン株式会社
天井への設置も可能、「音・デザイン・設置性」を兼ね備えた
ECLIPSE"TDシリーズ" 新型スピーカー「TD510」・「TD508II」発売
〜「A&Vフェスタ 2005」へ出品〜

富士通テン(株)(本社:神戸市 社長:勝丸 桂二郎 資本金:53億円)は、タイムドメイン(時間領域)理論に基づくホーム用スピーカーシステム、ECLIPSE“TDシリーズ”の新たなモデルとして、スピーカーシステム「TD510」・「TD508II」と専用スタンド2機種、天井吊り用ブラケットを、2005年10月20日(木)より発売します。 また、このスピーカーを2005年9月21日(水)より「パシフィコ横浜」において開催される「A&Vフェスタ2005」へ出品します。

今回発売するスピーカー2モデルは、2001年4月に“TDシリーズ”第一弾として発売された、シリーズの原点ともいえる「512」「508」の後継機となり、天井への設置も可能にするなど「音・デザイン・設置性」に優れたスピーカーとなっています。

「TD510」は前モデル「512」より小型化し、2モデル共に天井吊りが可能、またスピーカーの角度調整ができるなど、スピーカーの設置場面が広がりました。これにより、ホーム用スピーカーとしてだけでなく、店舗や商業施設のBGM用スピーカーとしても更に使いやすくなっております。 同時発売する専用スタンドも、“TDシリーズ”最高峰モデル「TD712z」で培ったノウハウを活かして、スピーカーとスタンドの「点接触構造」の採用や、ステー(支柱)に「亜鉛」を使用するなど、シリーズの訴求ポイントである「波形忠実再生」をより追究した構造となっています。 さらに、2モデルともベース部、スピーカーボックス部などの細部にこだわり、ECLIPSE “TDシリーズ”のアイデンティティでもある流麗なフォルムに更に磨きをかけ、カラーバリエーションもそれぞれホワイト・シルバー・ブラックの3色を揃え、高いデザイン性を実現しています。

ECLIPSE “TDシリーズ”はタイムドメイン理論に基づいたホーム用スピーカーとして、発売以来、波形忠実再生による正確な音像定位や、スピーカーの存在を意識させない音の空間再現性、会話の邪魔にならない心地良い音などが、オーディオ・音楽ファンはもとより、トップアーティストやレコーディングエンジニアなどから、高い評価を得ています。

新商品一覧
品名 型名 希望小売価格(税込み) 発売日 月販目標
Φ10cmスピーカー(1本) TD510(注1) 92,400円 10月20日 100本
Φ8cmスピーカー(1本) TD508II(注1) 44,100円 10月20日 200本
TD510専用スピーカースタンド(1本) D6(注2) 42,000円 10月20日 30本
TD508II専用スピーカースタンド(1本) D3II(注2) 21,000円 10月20日 60本
天井吊り用ブラケット(1台) CB1(注3) 4,200円 10月20日 100台
(注1) TD510、TD508IIの型名には、スピーカーカラーにより、それぞれ、シルバー:SV、ホワイト:WH、 ブラック:BK がつきます。
〈例〉TD510のシルバー:TD510SV、TD508IIのホワイト:TD508IIWH
(注2) D6、D3IIの型名には、スタンドカラーにより、それぞれシルバー:SV、ホワイト:WHがつきます。)
〈例〉D6のシルバー:D6SV、D3IIのホワイト:D3IIWH
(注3) CB1はTD510、TD508II共用です。
【商品の主な特長】
■波形忠実再生を実現するタイムドメイン理論を踏襲
従来のオーディオ理論は、主に周波数領域(Frequency Domain)に着目して、低音から高音までの再生限界と特性のフラット化や歪率の最小化を目指してきました。それに加えて、時間領域(Time Domain)の再現性に着目したのがタイムドメイン理論です。
「音」とは空気の「振動」ですが、タイムドメイン理論は、その振動の発生から消滅までの時間的な過程(音の波形の過程)を正しく再現し、限りなく原音に忠実に近づけるために生まれた理論です。この理論を実現するためECLIPSE“TDシリーズ”では、さまざまな要因から作り出される不要な振動や反射音を低減させる工夫を行っています。

□ディフュージョン・ステー(拡散支柱)によるフローティング構造で振動伝播を低減
□グランド・アンカー(巨大錘)を採用した足場構造で理想的なピストンモーションを実現
□エッグシェル・コンストラクション(卵殻構造)による反射音の低減とインテリア性を高めた流麗なデザイン

■より洗練された音・デザイン
スピーカー自体を小型化したことにより、設置性能が向上しました。また、2モデルともに、ベース部、スピーカーボックス部などの細部にもこだわり、より洗練されたデザインになりました。さらに、ドライバユニットの改良により、能率を高め、再生音量がパワーアップしました。

■天井吊りが可能
2モデル共用のブラケット「CB1」を使用して、天井吊りを可能にしました。これにより、ホームシアターシステム時のスピーカーレイアウトの自由度が高まり、パーソナルユースだけでなく、店舗や商業施設のBGM用スピーカーなど、スピーカー設置の場面が広がりました。会話の邪魔にならない心地良い音と優れたデザインは、時には空間に溶け込み、時にはインテリアとしての存在を主張します。

■“TDシリーズ”最高峰モデル「TD712z」で培ったノウハウを投入
スピーカー部と専用スタンドとの接合部には「点接触構造」を、ディフュージョンステーには比重の高い「亜鉛」を採用するなど、「TD712z」で培ったノウハウを投入しました。スピーカーの振動伝播を極力押さえ、タイトな低音を支えるとともに、スタンドとの一体化によりデザイン性も高まりました。

■角度調整機能を追加
上下方向に角度調整が可能となったため、専用スタンド装着時や天井吊り時でもお好みの角度に調整できます。
  □角度調整
   直置き:上方向30°〜下方向10°
   専用スタンド装着時:上方向20°〜下方向10°
   天井吊り時:上方向10°〜下方向60°

■カラーバリエーション
スピーカーは、ホワイト、シルバー、ブラックの3色、専用スタンドはシルバーとホワイトの2色を設定。豊富なコーディネートバリエーションの広がりが、様々な空間ニ―ズに対応できます。

A&Vフェスタ2005概要
開催日時 2005年9月21日(水)〜9月24日(土)10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
開催場所 パシフィコ横浜 展示ホール (横浜市西区みなとみらい1-1-1)
主催 社団法人 日本オーディオ協会
富士通テン出展場所 展示ホールD M2F リスニングルーム 小間番号DM4
【主な仕様】 スピーカー
型名 TD510 WH/SV/BK TD508II WH/SV/BK
本体色 ホワイト・シルバー・ブラック  ホワイト・シルバー・ブラック
ユニット Φ10cmフルレンジ Φ8cmフルレンジ
許容入力 定格:20W/最大:40W 定格:12W/最大:24W
インピーダンス
能率/感度 83dB/W・m 81dB/W・m
再生周波数帯域 45Hz〜20kHz(-10dB) 55Hz〜20kHz(-10dB)
角度調整 直置き:−10°〜30°
スタンド装着時:−10°〜20°
天井吊り時:−60°〜10°
直置き:−10°〜30°
スタンド装着時:−10°〜20°
天井吊り時:−60°〜10
材質 スピーカーボックス/ベースカバー:発泡ABS
ステ-/アンカー:亜鉛
ネック/ベース:アルミ
スピーカーボックス/ベースカバー:発泡ABS
ステ-/アンカー:亜鉛
ネック/ベース:アルミ
外形寸法 (W)240×(H)362×(D)360mm (W)160×(H)240×(D)228mm
質量 約8.5kg/1本 約3kg/1本
スタンド/ブラケット
型名 D6 WH/SV D3II WH/SV CB1
本体色 ホワイト・シルバー ホワイト・シルバー -
材質 ネック:アルミ
支柱/ベース:鋼
ネック:アルミ
支柱/ベース:鋼
ブラケット1:硬質発泡スチロール
ブラケット2:鋼
外形寸法 (W)340×(H)693×(D)370mm (W)316×(H)739×(D)330mm ブラケット1:Φ110×厚み5mm
ブラケット2:Φ130×厚み1.8mm
質量 約20kg/1本 約7kg/1本 約120g/1台
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