【News Release】
2005(平成17)年5月9日
富士通テン(株)(本社:神戸市 社長:槌本隆光 資本金:53億円)は、大規模・中規模ユーザーを対象にしたデジタル無線タクシー配車システム「Type-A」の2005年モデルを5月より発売します。2005年2月に発売した小規模ユーザー向けの「Type-S」と併せ、様々な規模のユーザーに適したデジタル無線タクシー配車システムとして、受注活動を推進いたします。 当社は2003年8月に世界初となるデジタル無線を使ったタクシー配車システムを発売し、既にタクシー会社及びタクシー共同組合へ32システムを納入しています。今回発売するシステムは、デジタル無線先行メーカーとしての販売実績を活かして、お客様から頂いたニーズを反映し、さらに商品力をアップしました。 今回発売するシステムでは、タクシー乗務員へのサポート機能を充実させました。車載端末を使って、お迎えするお客様までの距離や方向を液晶画面上での矢印表示と合成音声で案内する「スマートガイド(簡易ナビ)機能」や、任意のエリアごとの空車台数やお客様を乗せた回数などの情報を画面に表示することにより、効率的な運行をサポートする「稼動実績表示機能」を追加しました。 さらに、大規模ユーザー向け対応機能の強化も図りました。タクシー会社の営業エリアの分割単位数を今までのモデルに比べて4倍(最大60エリア⇒255エリア)に拡大しました。これにより、広範囲の営業エリアであっても、細かく分割して管理できるようになりました。また、システムが運用管理するタクシー台数も、従来は最大2,000台であったものが1万台まで対応可能になり、大都市圏などの車両台数の多い大規模ユーザーも含め、お客様の規模に合わせた、よりフレキシブルな対応が可能となりました。 デジタル分散基地局無線装置では、従来の送信出力10Wタイプに加え、5W専用タイプを新たに追加しました。これにより、基地局の出力数に合わせた選択肢が増え、送信出力5Wの基地局を導入される場合のコスト低減が図れます。
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