クルマは移動手段という役割を超え、ひとりひとりに寄り添った、ひとりにひとつのカーライフへと進化し続けています。
私たちは、クルマの安心・安全を実現する先進の独自センサーや燃費の向上や排出ガスの低減を実現させる制御システム、やさしく、分かりやすく人に情報を伝えるインターフェースの構築など、これまで培ったクルマづくりの技術とICTを活用した独自の「つながるテクノロジー」で人とクルマ、社会とクルマをつなぎ、自由で快適なモビリティ社会の実現に貢献していきます。
クルマとクラウドをつなぎ、さまざまな情報を活用して個人の運転スキルや道路情報などから危険を先読みすることで、事故を未然に防ぎ、またダメージを最小限にするなど、自動運転や人々の暮らしに役立つ安全運転支援システムの実現をめざしていきます。
交通状況や駐車場の空き情報、目的地の天気をリアルタイムで情報提供。さらに、ドライバーの気分や健康状態を察し、その日、そのヒトに最適な情報をベストなタイミングでお届けすることをめざしていきます。
燃費の向上や排出ガスの低減を実現させるシステムの開発に積極的に取り組み、多様に進化する動力源の効率化や制御する製品により、クルマはもちろん、街、社会全体のエネルギー利用を、さまざまな側面から環境保全にアプローチしていきます。
ミリ波レーダー
特許技術により車間距離だけでなく
落下物のリスクも回避
ミリ波レーダーとは、レーダーから対象物までの距離・角度・相対速度を高精度に測定することができる測距センサーのこと。電波を利用することで優れた耐候性を実現。そして障害物の高さを見分ける特許技術により車間距離だけでなく、落下物などのリスクも回避することが可能です。この技術は、ACC(アダプティブクルーズコントロール)や衝突被害軽減システムなどに応用されています。
マルチアングルビジョン
立体的な俯瞰映像で安全運転をサポート
車両の前後左右に取りつけた4つのカメラで撮影した映像を合成し、立体的な俯瞰映像を車内のディスプレイに表示する世界初の技術です。駐車時や発車時、見通しの悪い交差点での右左折時などにドライバーの視界を補助し、安全運転をサポートします。
ドライブレコーダー
運転の状況を感知・記録し、
安全運転をサポート
急ブレーキ・急ハンドル時などの衝撃をセンサーが感知し、衝撃前後の映像や音声を記録します。また、速度超過や急加速の際には注意喚起を行うなど、安全運転への意識向上も促進。現在、多くの商用向け自動車に搭載されています。
クラウド型タクシー配車システム
車両位置情報を活用し、
スムーズ&スピーディーな配車サービスを
車両位置情報などを利用し、配車受付時にお客様の最寄り車両を自動検索する、タクシー配車システムです。ビッグデータと連携して気象情報や渋滞情報なども提供。タクシーの計画的な車両配置や効率的な運用をサポートします。
保険契約者向け緊急通報サービス
車両に事故のような強い衝撃が加わると自動でオペレーターに通報され、適切に緊急車両の手配が行われたり、トラブル時には車載端末を通じてオペレーターと会話が可能になります
カーナビゲーションシステム
つながるテクノロジーで
ドライブをもっと楽しく、アクティブに
マルチメディアのコンテンツだけでなく、情報を共有できるアプリケーションも開発。クラウドサービスのようなICTを活用することにより、ドライブをより快適・便利に、そして楽しくします。
新世代サウンドシステム
新世代サウンドシステム
当社独自のデジタル信号処理技術を搭載した8chフルデジタルClass-Dアンプと10個のスピーカーから成るハイレゾ対応のサウンドシステムを開発しました。
車室内特有の音の乱れを補正し、心地よい響きを付与することで、リスニングルームのような音空間を再現しています。
ホームオーディオ
独創的な技術により
音楽家が想い描く理想のサウンドを再現
アーティストがこだわる演奏技術や音色のよりリアルな再生に力を入れて、開発・改良に取り組んできました。
その結果、微細な音までクリアに聴こえる「明瞭性」、録音された位置情報まで描き出す「空間再現力」、キレの良い演奏のリズムを再現する「スピード感」を併せ持つ、ECLIPSEだけの「正確な音」の再生を実現。
アーティストが演奏に込めた熱い想いまでも再生することが可能になりました。
ハイブリッド制御ECU
エンジンとモーターの出力最適化により
燃費向上と排出ガスの低減を実現
ハイブリッド制御ECUは、ガソリンエンジンと電気モーターそれぞれの出力を最適化し、燃費向上と排出ガスの低減を図るシステムです。当社はこの領域において世界トップクラスの技術をもつ会社として知られています。
電気自動車向けECU
エネルギーを効率的に制御し活用することで、電気自動車の実用性向上につながります。さまざまな運転状態に応じて、安全かつ最も車両の効率が良くなるよう統合制御を行います。
充電制御ECU
バッテリーの充電・放電を管理し、
クルマのロングライフ化を促進
主に電気自動車などのバッテリーの充電と放電を管理します。発電機に無駄のない必要量の充電指示を送り、燃費の効率化とバッテリーの寿命延長を図ります。
CRAMAS(X)
開発コストの削減、環境負担の軽減に
つながる開発支援システム
実際の車両に搭載した場合と同等の状況をシミュレートしながら、さまざまな制御システムの開発・設計を行うことができるシステムです。バーチャルな環境で開発ができるので、CO2排出の抑制など、環境への負担も軽減につながります。
バッテリー・マネジメント・システム
バッテリーを常時監視して
車両状態をマネジメント
EV車やHEV車などに搭載されるリチウムイオン電池を、過充電・過放電から保護します。また電池残量や劣化の検出をおこない、車両状態を高い精度でモニタリングすることで、常に車両を最適な状態を保っています。
ストップ&スタート制御ECU
エンジン制御システムで
省エネ・低炭素社会に貢献
ドライバーの操作を検知して、自動車が停止する際はエンジンを自動的に止め、発進時にはエンジンを始動させるシステムです。この機能によって低燃費を実現し、低炭素社会に貢献しています。