2005年10月15日
ヴィブラホーン奏者として著名なエミール・リチャーズの師事を受け、以後幅広く活躍している鍋島。鍵盤の上を踊るマレットからは、繊細なタッチで様々な音色が奏でられ、ヴィブラホーンの魅力をたっぷりと味わうことができるコンサートでした。
あたたかく、力強い声が魅力のJAZZ・POPSシンガー越智。越智の楽しいおしゃべりとともに繰り広げられる音楽世界は、ジャズファンだけでなく、幅広い層に高い評価を得ています。今回のステージでも、軽妙なトークと越智の人間的な温かさが、じかに伝わってくるボーカルで観客の皆さんを魅了しました。会場全体がコーラスで参加する楽しい場面もあり、参加した方は大満足のステージとなりました。
第1部の様子
鍋島 直昶・カルテット
第2部の様子
越智 順子&カルテット
2005年8月27日
大入満員!そんな言葉がぴったりくる今回のKOBE MUSIC STATION。初まって以来最高の入場者数を記録しました。
まずはレギュラーバンド(3年生斎藤組)の演奏からスタート!翌日の公演(フェニックスジャズフェスティバル)を最後に引退が迫っているため、気持ちの入った音がとてもストレートに伝わってくる演奏でした。続いては、2年生&1年生バンドが登場。今後のバンドを引き継いでいくのにふさわしい堂々として演奏を疲労してくれました。
全体を通してフレッシュな演奏で会場を盛り上げ、お客さんも心からステージを楽しんでいました。
第2部は、関西ジャズシーンの重鎮、小曽根実率いるピアノトリオが登場。ジャズの醍醐味を存分に味わえる演奏と、バラエティーに富んだ選曲による、小曽根の魅力を余すところなく堪能できるコンサートとなりました。また、曲間の小曽根の軽快なトークは、さらに会場を盛り上げてくれました。
アンコールは、小曽根実トリオ&高砂選抜メンバーの見事なセッションで幕を閉じました。
第1部の様子
第2部の様子
小曽根実トリオ
出演者の皆さんで記念撮影
2005年5月21日
第1部はジャズボーカリストの北荘桂子が登場。?2004年11月に富士通テン本社内のスタジオフォルテでレコーディングされたアルバム「Fair View」の収録曲を中心としたステージ構成で、ムーディかつ開放感溢れる歌声で会場をつつみこみました。
MCではムーディな歌声とはまた一味違う、上品で可愛らしいトークが会場をとても温かい雰囲気にしてくれました。
第2部は、東京で活躍されているピアニスト、八木隆幸率いるカルテットが登場。神戸ミュージックステーションは、女性ボーカルの登場が多いため、男性だけで構成された2部はなんと2年ぶりでした。八木の職人的ピアノに畑のマジシャンのようなギターが競い合い、客席も大興奮!立ち上がって拍手をするお客様もいらっしゃいました。
鳴り止まない拍手に、アンコールは「A列車でいこう」。1部に登場した北荘もステージに参加し、セッションは大いに盛り上がりました。お客様もそれに手拍子で応えて会場が一体となりました。
第1部の様子
第2部の様子
アンコールの様子
出演者の皆さんで記念撮影
2005年2月26日
第1部は、神戸のライブハウスでプロデビューし、神戸を中心にライブ活動をされているジャズシンガー元木美穂の深く艶やかな歌声をお楽しみ頂きました。ジャズスタンダードを中心としたしっとりと落ち着いたステージに、お客様もうっとりされていました。
出演のベテランメンバーが奏でる音のコンビネーションはまさに絶品。アップテンポの曲では、ワクワクと胸が躍るようなリズムにハモンドオルガンがダイナミックに絡みます。古い楽器なのにどこか新鮮な感じがするハモンドの音色は、柔らかくも温かく、とても印象的でした。
当日は偶然にもドラムの竹田の誕生日だったため、ハッピーバースデイの曲が演奏されるというサプライズもありました。
第1部の様子
元木美穂&長井美恵子トリオ
第2部の様子
橋本有津子カルテット