summary試合概要
第65回 国民体育大会 近畿ブロック大会
- 日程
- 2010年8月21-22日
- 会場
- 京都府立体育館(21日)/京都市体育館(22日)
- 参加チーム
-
- 奈良県代表(CHATTY)
- 和歌山県代表(和歌山選抜)
- 京都府代表(ボランチ)
- 兵庫県代表(富士通テン)
- 滋賀県代表(近江兄弟社クラブ)
- 大阪府代表(パナソニックエナジー)
兵庫県代表 (富士通テン) |
2 |
21-19 16-21 21-18 |
1 | 大阪府代表 (パナソニックエナジー) |
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兵庫県代表 (富士通テン) |
2 |
21-3 21-1 - |
0 | 奈良県代表 (CHATTY) |
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兵庫県代表 (富士通テン) |
2 |
21-10 21-10 - |
0 | 滋賀県代表 (近江兄弟社クラブ) |
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reportレポート
富士通テン、接戦の末
5年連続国体への出場権を獲得!
ゆめ半島千葉国体(10月1日開催)への出場をかけ、近畿2府4県の各代表チームが8月21~22日の2日間、京都府立体育館(21日)・京都市体育館(22日)で熱戦を繰り広げました。 成年女子9人制バレーボールは来年より国体の競技種目から外れます。各チームにとっては国体への出場もこれがラストチャンスです。
兵庫県代表の富士通テンは1回戦で滋賀県代表、2回戦で奈良県代表と対戦しどちらも安定した試合運びで相手を下し、決勝まで駒を進めます。
迎えた翌日、決勝戦の相手は最大のライバルでもある大阪代表のパナソニックエナジー。第1セットは、富士通テンが得点を決めれば相手もすぐさま点を取り返すシーソーゲームとなります。1点を争う中、最後に得点を決めたのは好調の坂東選手。強烈なスパイクを放ち、21-19とこのセットを奪います。
このまま勢いに乗りたい富士通テンでしたが、続く2セット目は序盤から相手にリードを許す苦しい展開。中盤で15-11と一気に突き放され、ミスも重なりこのセットを21-16と落とします。
もう後がない最終セット。ここでは後衛陣のレシーブが光ります。石田選手、福山選手、重石選手がボールに食らいつき、粘りあるレシーブでアタッカー陣にボールをつなぐと、これを坂東選手、田村選手が見事に決めます。序盤からリードを奪い前半を11-7で折り返します。終盤には20-18まで猛追される場面もありましたが、最後は相手のオーバータイムを誘い21-18で勝利。
フルセットまでもつれ込むゲーム展開の中、富士通テンが5年連続国体への出場権を手にしました。
竹口監督インタビュー
国体での9人制バレーボール種目が今年で最後となるので、何としてでも国体出場の切符を手に入れるために体力的・精神的にもかなり追い込んだトレーニングを行ってきました。同時に、対戦相手への対策もしっかり行いました。その成果がこの結果につながったと思います。
会場では、休日にも関わらず250名を超える父兄並びに会社の方々が応援にかけつけて下さり、皆さんの応援が選手たちを後押ししてくれました。本当にありがとうございました。応援頂いた皆さんに恩返しができるよう、国体では優勝目指して頑張ります。今後ともご声援のほど宜しくお願い致します。
島田共子選手インタビュー
今回の国体近畿予選は、『絶対に勝つ!』という強い気持ちで試合に挑みました。 チームが不調な時期が続きましたが、何とか勝つことができ、監督、選手、スタッフ、大応援団の想いが一つになり本当に最高の形となりました。 ここからがスタートです。今年こそは嬉し涙で大会を終え、9人制最後の国体の歴史に富士通テンの名前を残せるように頑張ります。 これからもご声援の程よろしくお願いします。