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ホームオーディオ用スピーカー「ECLIPSE(イクリプス) TDシリーズ」
TD510/TD508IIをモデルチェンジ
~世界最高レベルの「正確な音」を追求~

  富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長: 重松崇 資本金:53億円)は、ホームオーディオ用スピーカー「ECLIPSE TDシリーズ」のスタンダードモデル、「TD510」「TD508II」をモデルチェンジし、「TD510ZMK2」「TD510MK2」「TD508MK3」として2012年2月上旬より発売致します。
  「ECLIPSE TDシリーズ」は、フラッグシップモデルの「TD712zMK2」、スタンダードモデルの「TD510ZMK2」「TD510MK2」「TD508MK3」、コンパクトモデルの「TD307II」で構成されており、「タイムドメイン理論*1」に基づき、正確な音の再生を追求し続けて10年目を迎えます。これまでイギリスやフランス、日本において、数々の賞を獲得、多くの世界的音響エンジニア・ミュージシャンにも愛用していただいております。

新商品の特長

TD508MK3(左)、TD510MK2(中央)、TD510ZMK2(右)

TD508MK3(左)、TD510MK2(中央)、TD510ZMK2(右)

  • インパルス応答*2を向上させながら周波数特性、能率を向上させた新開発フルレンジスピーカーユニットNew!
  • エッグシェル・コンストラクション(卵型構造)の内部容積をアップし、音域を拡大New!
  • スタンダードモデル初のスタンド一体型モデルを設定。不要振動を徹底的に排除し、TD712zMK2に迫る「正確な音」を実現(TD510ZMK2)New!
  • 新たな支持構造を採用、従来機種と比べてより緻密な角度調整が容易に可能New!
  • 天井取り付け時の角度調整範囲を拡大、リスニングルームの幅広い取り付けニーズに対応(TD510MK2、TD508MK3)New!

新商品の企画意図

  当社は、タイムドメイン理論を具現化した、ホームHi-Fiオーディオ市場初代モデル「512」「508」を2001年に投入しました。また、2005年には後継モデルとして天井取付対応・角度調整機能など設置性の向上、カラーバリエーションの3色展開など、ホームシアターニーズにも対応した「TD510」「TD508II」を発売。ECLIPSE TDシリーズの基幹モデルとして常に進化を続けてきました。
  今回投入する新商品は、正確な音を再現する事で、楽器演奏が持つ爽快感や癒しなどを、そのままリスナーに届ける事を実現する「ECLIPSE TDシリーズ」のコンセプトに基づいて、音質面での更なる進化を目指しました。
  ホームHi-Fiオーディオとして10年以上の技術的な積み重ねと、過酷な使用環境を強いられる車載Hi-Fiオーディオ機器開発で培った技術を統合し、世界最高レベルの「正確な音」を実現した「TD510ZMK2」「TD510MK2」「TD508MK3」を完成させました。生演奏と同等の感動を求める音楽ファンに、満足していただけるスピーカーを提供できると自負しております。

新商品一覧

商品名 型名 希望小売価格
(税込)
発売日
φ10cm スピーカー (スタンド付き) TD510ZMK2 199,500円(1本) 2012年
2月上旬
φ10cm スピーカー TD510MK2 99,750円(1本)
φ8cm スピーカー TD508MK3 49,350円(1本)
TD508MK3用スピーカースタンド 508DMK3 26,250円(1本)
※注 TD510ZMK2, TD510MK2, TD508MK3の型名には、スピーカーの色により、それぞれシルバー:SV, ホワイト:WH, ブラック:BKを付与 〈例〉TD510MK2のシルバー:TD510MK2 SV、TD508MK3のホワイト:TD508MK3 WH

新商品の主な特長

TDスピーカー断面図

TDスピーカー断面図

インパルス応答を向上させながら周波数特性、能率を向上させた新開発フルレンジスピーカーユニットNew!

  • 振動板にはフラッグシップモデルの「TD712zMK2」で採用されているグラスファイバーを使用。
    軽量ながら高い剛性と適度な内部損失*3を保持し、素材固有の響きを徹底的に排除。
  • エッジ(振動板の周囲を支える支持材)には振幅量を十分確保しながら固有音の少ない ブチル系ラバー*4を採用。
  • TDシリーズで初めて、磁気回路(センターポール)にショートリングを採用。
    駆動時の磁気歪を抑えてピュアな音を再現。
  • マグネットやボイスコイルを最適化し、前モデルより磁束密度をアップ。
    TDならではの、位相特性が良く、低音から高音までタイミングの揃った、正確な音の再生を実現しています。

内部容積をアップさせ、音域を広げたエッグシェル・コンストラクション(卵型構造)New!

  • 「TD510ZMK2」「TD510MK2」では旧モデルより内部容積を約14%、「TD508MK3」では約37%アップ。
    スピーカーユニットの駆動に対する背圧の影響を抑え、スムーズなストロークを確保しつつ周波数帯域を広げることでより豊かな音を楽しめます。

スタンダードモデルで初のスタンド一体型モデルを設定(TD510ZMK2)New!

TD510ZMK2はフラッグシップモデル「TD712zMK2」を踏襲したスタンド構造を採用。
不要振動を徹底的に排除し、「TD712zMK2」に迫る『正確な音』を追求しました。

より緻密な角度調整を容易に実現する、新たな支持構造New!

「TD510MK2」の天吊り時装着イメージ

「TD510MK2」の天吊り時装着イメージ

スピーカー部とスタンド部は、上位モデル「TD712zMK2」のコンセプトを継承し、3本のスパイクとオリジナルの特殊固定構造で点接触を実現。
また、前モデルよりも容易にリスニングポイントを無段階で調整できる角度調整機能を採用。
リスニング環境に応じて スピーカー部を上下方向で-10°~15°の範囲で調整することで、より立体的な音場再現を可能にしています。また、「TD510MK2」「TD508MK3」は天井取り付け時でも床置きと同様、容易な角度調整が可能です。

ECLIPSE TDシリーズとは

音が伝わる空気の動きを正確に再現することを目指す「タイムドメイン理論」に基づいたホームオーディオシステムです。「ECLIPSE TDシリーズ」は、以下の特長を実現しています。
①ボーカリストの息遣いといった本来の音源に刻まれている微細な音が聴こえるような『明瞭度』
②あたかもスピーカーではなく空間から音が聴こえるような『空間再現力』
③世界トップアーティストたちが音楽を演奏する際に最も重視する「音の立ち上がり・立ち下がり」を正確に再現する『スピード感』

「TD508MK3」の設置イメージ(別売り508DMK3使用)

「TD508MK3」の設置イメージ(別売り508DMK3使用)

2001年の発売以来、正確で聴き疲れのしない自然な音がオーディオファンはもとより、国内外のトップアーティストやレコーディングエンジニアから高い評価を得ており、イギリスをはじめ、フランス、日本で数々の賞を受賞しています。また、機能美あふれるデザイン性と相まって、聴覚と視覚を満足させる空間の演出にこだわる飲食店などの店舗でも採用されています。
ホームHi-Fiスピーカー市場は、音楽を聴くスタイルの変化から縮小傾向が続いていますが、音やデザイン、インテリア性、モノ作りに対する本物志向には根強い人気があります。TDスピーカーはHi-Fiオーディオ用はもとより、ホームシアターや大画面テレビの音声を本格的に楽しめるスピーカーとしても注目を集めております。また、ユニークな形もインテリアとして高い評価を受けており、コアなオーディオファンのみならず、様々なライフスタイルに合わせてご使用いただける製品としても関心が広まっています。

主な仕様

  TD510ZMK2 TD510MK2 TD508MK3
外形寸法 W384×
H978×
D393(mm)
W255×
H391×
D381(mm)
W180×
H289×
D268(mm)
質量(1本) 19.5kg 9.5kg 3.5kg
ユニット 10㎝ 8㎝
再生周波数
帯域
42Hz~22kHz 52Hz~27kHz
能率 84dB 82dB
許容入力
(定格/最大)
25W/50W 15W/30W
インピーダンス
(定格/最大)
付属品 保護ネット、キャップ×5 保護ネット
角度調整 -10°~15°  -10°~30°

用語説明

*1:(株)タイムドメインの由井啓之社長が提唱するオーディオ理論。
*2:入力信号(インパルス)に対する反応(出力信号)の事。入力信号との波形が近いほど、再生音は正確になる。
*3:音の響きにくさ度合い。内部損失が小さいと音が響きやすく、残響が重なって音が濁ってしまう。
*4:振動吸収性に優れる合成樹脂の一種。

商品詳細情報につきましてはECLIPSE TD シリーズ スピーカーウェブサイトをご覧ください。(新商品は1月下旬に掲載予定)


報道関係お問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション部
TEL:078-682-2170E-mail:pr@ten.fujitsu.com
お客様お問い合わせ先
お客様相談窓口
TEL:0120-022210 (携帯電話・PHSからもご利用になれます)
受付時間:午前10:00~12:00 午後1:00~5:00(土・日・祝日を除く)

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。