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米NVIDIA®製 モバイル・スーパーチップ 「Tegra™2」搭載
「Android™」車載用端末の開発に着手
~CES 2011国際家電ショーに参考展示~

展示イメージ

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NVIDIA®Tegra™2

NVIDIA®Tegra™2

    富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:重松 崇 資本金:53億円)は、「クルマと社会をつなぐ」「クルマと人をつなぐ」「クルマとクルマ、クルマとインフラをつなぐ」次世代型車載機の開発に取り組んでいます。
    取り組みの一つとして、モバイル・スーパーチップNVIDIA®Tegra™2(*1、 2)搭載Android™(*3)車載用端末の開発を進めていますが、この度その試作機を、2011年1月6日(木)~9(日)に米国ネバダ州・ラスベガス市で開催される世界最大級の家電見本市である「CES 2011国際家電ショー(*4)」のNVIDIA(本社:米国カリフォルニア州 CEO:ジェン・スン・ファン)ブースに参考展示することになりました。

    本試作機では、プラットフォームとしてAndroid™を採用し、アプリケーションとなるナビゲーション(ゼンリンデータコム「いつもNAVI」)、メディアプレイヤー(YouTube™対応(*5)Flash™プレイヤー)のそれぞれが快適に実行される様子をデモンストレーションします。なお、メディアプレイヤーについては、Android™2.2で動作します。


開発の背景 ~クルマのネットワーク化に対応~

    現在、国内外でのスマートフォン市場の急拡大に象徴されるように、ネットワークを通じた情報化が拡大していますが、Android™は、ネットワーク接続のための機能がプラットフォームとして標準で提供されており、様々なコンテンツやサービスへの接続が容易になっています。このため、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル機器においてAndroid™の採用が進んでいます。
    今後、自動車業界においても、「HV」「PHV」「EV」など次世代車の普及に伴い、ナビ製品を含めたクルマのネットワーク化の進展が見込まれます。当社は、こうした変化に対応するため、「クルマと社会をつなぐ」「クルマと人をつなぐ」「クルマとクルマ、クルマとインフラをつなぐ」新しい製品・システムの創出にチャレンジしています。
    今回はその取り組みの一つとして、将来Android™を採用することでクルマの接続性が向上できると考え、Android™車載用端末を試作しました。また、ナビ製品の高機能化へ対応するため、当試作機には高い処理性能と低消費電力性能を持つモバイル・スーパーチップNVIDIA®Tegra™2を搭載しています。


用語解説

(*1)NVIDIA®Corporation:
1993年設立の米国大手半導体メーカー
PC向けグラフィックスチップ市場におけるリーディングカンパニー

(*2)Tegra™2は、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの登録商標または商標です。

(*3)Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。

(*4)Consumer Electronics Show:
全米家電協会(CEA:Consumer Electronics Association)が主催するコンシューマ・エレクトロニクス分野における世界最大級の見本市。2010年(実績):出展企業2,700社 来場者数13万人

(*5)YouTubeは、Google Inc.の商標または登録商標です。



報道関係お問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション部広報チーム
TEL:078-682-2170E-mail:pr@ten.fujitsu.com

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