開発設計
思い描いていた
開発の楽しさを
肌で感じる
志水 和也
2012年入社
当社の特長は、社員教育に力を入れているところ。新入社員だけでなく、キャリアを積んだ社員もスキルアップを図れる環境だと実感。
デンソーテンに入社したわけ
会社のビジョンと
それを実現する技術力に惹かれた
大学で学んだ電気回路やプログラムの知識を活かせる仕事がしたいという希望がありました。そして、これからは自動車とITの融合が革新的な進化を遂げると思い、カーナビなど自動車関連の製品を開発している当社に関心をもちました。説明会に参加して、「快適・利便」「安心・安全」「環境」をテーマにした開発に取り組むビジョンと、それを実現できる技術力に魅力を感じたことが、就職を希望した決め手です。また開発職はハードワークのイメージがあったので働く環境をチェックし、無理なく働ける環境が整っていたことも大きなポイントになりました。
現在の仕事とやりがい
課題があるからこそ
新しいチャレンジができる
現在は、オーディオとカーナビが一体化したAVNの次期モデルの先行開発を担当しています。多岐に渡る開発プロセスの中で、私は新製品の仕様を具現化するための構成部品の検討、電気回路や基板の設計を行っています。まずは製品のコンセプトや機能を決定し、次にどのような部品を使えばそうした条件を満たせるかを考え選定。そして実際の設計に移るというのが主な流れです。
まさに自分がやりたいと思っていた電気回路やプログラムに関する仕事なのですごく楽しいです。といっても最初から思うように仕事ができたわけではありません。電気回路の基本的な知識は大学で学んでいましたが、それを設計に展開する経験はなかったので、ほぼゼロからのスタートでした。失敗するたびに、先輩や上司からアドバイスを受けながら再度考え、やってみるという試行錯誤の毎日ですが、「課題があるからこそ新しいチャレンジができる」という姿勢で取り組んでいます。そして自分が思い描いていた通りに動作した時のよろこびは、開発者だけが得られる特権だと思います。
私の携わった製品
ECLIPSE～AVNシリーズ
デンソーテンでは国内外のお客様に対して多くのモデルのAVNを製造していますが、私はそれらのモデルに共通する部分の開発に携わっています。共通部分の先行開発、評価を行うことで、後工程の開発期間短縮を図っています。ECLIPSEシリーズはこの先行開発をもとに量産された製品のひとつです。自分が関わった製品が世界中で販売されることに大きなやりがいを感じます。
「時は金なり」。時間は無限ではありません。限られた時間の中で、いかに効率的に仕事をして成果を出すかを意識しています。そのために、やらなければならない仕事を優先的にするよう心がけています。そうすることで予定外の業務が発生した時の対応力も身につきました。
社会の流れをつかむために、毎日欠かさず経済や政治などのニュースに目を通すようにしています。また休日を利用して海外の情報もチェックしています。いろいろなことを調べたり、興味のあるコンテンツを見つけたりするのが好きなんです。こうした情報収集には、大学で勉強した英語が役立っています。家でのんびり過ごす時間は自分にとって心のビタミンですね。
