CRAMAS

CRAMAS-X

CRAMASは、
様々なECUの開発/評価に適応できる
リアルタイムシミュレータです

MBD(Model Based Development)の
各工程をシームレスにつなぎます

CRAMASはSILSHILSでコンテンツを共有できるため、V字工程の上流から下流まで効率よく評価を実施いただけます

HILSとは

HILSとは、「Hardware In the Loop Simulator」の略で、CRAMASに代表される 電子制御開発用シミュレータです。
HILSは、もとは宇宙開発や航空機開発に用いられたものですが、現在では自動車分野でも広く利用されています。
原理としては、エンジンや車両挙動等を数式モデル化し、コンピュータでリアルタイムに演算することにより、実際の動作同様のシミュレーションを可能とするものです。
評価対象となるECU*は、電気信号をデジタル信号に変えるハードウェア(インターフェース)を介し、演算を行うコンピュータと接続されることから、Hardware In the Loop Simulatorと呼ばれています。
このHILSを用いることで、技術者は実際のエンジン等の実機を用いることなく、机上で制御系全体の動きを見ながら開発・設計ができるようになります。
CRAMASは、デンソーテンが開発した日本を代表するHILSで、多くの自動車メーカやサプライヤ、研究機関において、日本が世界に誇るハイブリッド自動車や電気自動車の電子制御開発などに幅広くご活用いただいています。

*ECU:Electronic Control Unit(電子制御装置)

実機がなくてもFeedBack検査可能です

  • CRAMAS は MATLAB/Simulink などで作成したモデルを実装してシミュレーションを行うことができます
  • CRAMAS がエンジン等の実機を模擬することにより、実機完成前から制御ロジックを検証できます
  • 開発初期段階における動作検証から、設計段階における実験/評価、ライン検査装置に至るまで幅広くご活用いただけます

CRAMASのメリット

メリット1簡単にシミュレーションできます
豊富な機能直感的な操作性により、初めてでもスムーズに導入できます
優れた汎用性拡張性によりさまざまなニーズに柔軟に対応できます
ご希望により、システムが稼動するまでサポートします
メリット2開発期間を短縮します
実機が存在しない状況でも評価が可能となるため、アイデア検証を早期に実施できます
強力なデータ計測性能データ解析機能により、評価スピードが向上します
メリット3安心してご導入いただけます
CRAMASはECUメーカであるデンソーテンがECU設計・開発を
効率化するために開発した「リアルタイムシミュレータ」です
自動車をはじめとした制御開発の進化に追従するとともに、ユーザ視点に立ったサポートを提供します
多くの自動車メーカ様、サプライヤ様、研究機関様にご導入いただいており、
制御開発の効率化と品質向上に貢献しています

CRAMASの新しいラインナップとしてCRAMAS-Xをリリースしました。

新規点

1.Speed UP
マルチコアCPU&高速PCIeバスの採用により、演算処理を3倍*以上高速化
(*当社従来製品化)
大規模モデルもストレスなく高速演算できます。
2.Downsizing 50%*(*デスクトップ占有率)
小型かつ軽量なデスクトップサイズを実現
デスクトップに置くことも可能になりECUの組み替えなどに便利です。
3.Flexible & Speedy
モジュールレイアウト構造を採用
評価機種変更に伴うI/Oの組み合せ・載せ替えをユーザ様で自由にできます
4.Diagnosis & Calibration
自己診断機能と調整機能を搭載
・故障箇所を自動で自己診断できます
・アナログ精度調整機能にてユーザ様でも精度調整を実施できます。

◆詳細は [製品紹介一覧]-[CRAMAS-X] をご参照ください。